ピンクインプレッション
いかにもチューリップといったシルエットのピンクのチューリップです。形は最初はシンプルで整ってますが、見頃期を過ぎるといろんなシルエットに大胆に変化し、育て甲斐のあるチューリップです。 葉も茎も花も立派で存在感があり、丈夫ですくすく育つので、育てやすいお勧め品種です。
昨年2009年に3球植えましたが、2010年にも前年の球根から花を咲かせることができましたので、2年分を合わせてご紹介したいと思います。

DH
50〜55p

■植付:11月中旬
■発芽:3月上旬
■開花:4月3日頃
■見頃:4月3〜12日
■終了:4月15〜17日

2009年 3月15日

※リーンファンダーマーク、ガボタ、アントワネットと一緒のプランタに3球植えましたが、ひときわ早く育ったのがピンクインプレッションでした。

2009年 3月23日

※一番大きく成長しているのがピンクインプレッションで、右はガボタ、左側はアントワネットとリーンファンダーマークです。
アントワネット以外は昨年採れた球根を今年も一緒に花壇に植えました。去年も今年もだいたい同じぐらいに成長しました。ここから先は2年分の成長を同時にお見せしたいと思います。

2009&10年 3月29日
2009年 2010年

つぼみが大きくなり、ずいぶん立派になりました。
2009年もプランタの中でいち早く大きくなって目だっていたのですが、2010年もたくさん植えたチューリップの中でも早咲きのピノキオに続いて早かったです。


2010年 4月3〜4日

※つぼみが膨らんで大きくなり、少しずつ色付いてきました。去年の球根から採取した2代目なのに、ずいぶん立派に育ちました。
 紫ピンクのチューリップは、最初は昨年3つのうち1つしか育たなかった「紫水晶」なのかと思っていましたが、その大きさからどうも違ったようです。昨年1つだけうまく咲かなかったピンクインプレッションの子供の可能性が高くなってきました。

 写真下は4日ですが、すごくきれいな色と整ったシルエットで絵になりますね〜。


2009&2010年 4月6〜8日

                 2009年4月8日 (中央の2つはリーンファンダーマーク)

※左上の写真は2009年で、右の写真はすべて2010年の撮影です。背が高く、茎も葉もしっかりしていてシンプルなのにとても存在感があります。きれいなカップ型だったのに、最盛期になると日中は花びらがよく開いて、味わいのあるシルエットを披露してくれました。
 左上段の紫ピンクは、2009年の写真の中央に見えるショッキングピンクのつぼみからできた2世だと推測されます。このつぼみは結局、開花することなく不作に終わったのですが、翌年、こんなに立派な花が咲きました。突然変異から生まれた新種?ってことになりますが、今年もまた新しい球根がちゃんと育っているでしょうか。

2010年4月6〜8日

2009年 4月11〜12日
2010年4月10〜11日
2009年4月12日

※見頃を過ぎた頃、シルエットがどんどん大胆になっていきました。ピンクインプレッションは昨年も今年もほぼ同時期に育っていますが、今年は天気がぐずついていたせいか、少し期間が長かったようです。一緒に植えたガボタとリーンファンダーマークは少し遅れて見頃を迎えようとしています。


2010年4月17日

※もう花びらが落ちる寸前です。前夜降った雪が溶けて、午前中は水滴がついてました。午後になって天気が良くなり、極限まで花びらが反り返ってしまいました。こういった花の最後の瞬間って、整った花の形とは違った神秘があって魅惑的です。


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